目次
仏説聖不動経
爾時大会 有一明王
にじだいえ ういつみょうおう
是大明王 有大威力
ぜだいみょうおう うだいいりき
大悲徳故 現青黒形
だいひとくこ げんしょうこくぎょう
大定徳故 座金剛石
だいじょうとくこ ざこんこうせき
大智慧故 現大火炎
だいちえこ げんだいかえん
執大智剣 害貪瞋癡
しゅだいちけん がいとんじんち
持三昧索 縛難伏者
じさんまいさく ばくなんぶくしゃ
無相法身 虚空同体
むそうほっしん こくうどうたい
無其住所 但住衆生
むごじゅうしょ たんじゅうしゅじょう
心想之中 衆生意想
しんそうしちゅう しゅじょういそう
各各不同 随衆生意
かくかくふどう ずいしゅしょうい
而作利益 所求円満
にさりやく しょきゅうえんまん
爾時大会 聞説是経
にじだいえ もんせつぜきょう
皆大歓喜 信受奉行
かいだいかんき しんじゅぶぎょう
仏説聖不動経
ぶっせつしょうふどうきょう
【不動明王】ふどうみょうおう
もとはインド教のシバ神の異名で,仏教はこれを大日如来の使者としてとり入れた。
如来の命を受けて忿怒の相を表し,密教の修行者を守護し助けて諸種の障害を除き,魔衆を滅ぼして修行を成就させる尊像とした。
形像は,右手に剣,左手に羂索(けんさく)を持ち,青黒色の全身に火焰を負う姿が一般的である。
お不動様のご真言
のぅまくさんまんだ ばざらだん
せんだ、まかろしゃだ、そわたや、うんだらた
かんまん
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